2010-07-28 第174回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
土地改良施設の維持更新に赤信号がつき、食料自給率向上のための水田汎用化もほとんど進まなくなりました。ことしも昨年の予算編成と同じように乱暴な編成をやれば、一過性のばらまきのために農村現場はがたがたになります。 二十三年度予算では、大臣がいまだにこだわっておられる一兆円のために、今度は何を犠牲にされるんですか。予算の確保は不可能ではありませんか、大臣。
土地改良施設の維持更新に赤信号がつき、食料自給率向上のための水田汎用化もほとんど進まなくなりました。ことしも昨年の予算編成と同じように乱暴な編成をやれば、一過性のばらまきのために農村現場はがたがたになります。 二十三年度予算では、大臣がいまだにこだわっておられる一兆円のために、今度は何を犠牲にされるんですか。予算の確保は不可能ではありませんか、大臣。
食料の安定供給の確保関係では、まず、食料自給率の向上に向けて消費、生産両面からの取り組みを強化する観点から、望ましい食料消費の実現に向けた食生活指針の普及、定着を図るとともに、麦、大豆、飼料作物の生産の拡大、定着を目指した生産対策、水田汎用化、畑地かんがい等を重点的に推進してまいります。
食料の安定供給の確保関係では、まず、食料自給率の向上に向けて、消費、生産両面からの取り組みを強化する観点から、望ましい食料消費の実現に向けた食生活指針の普及、定着を図るとともに、麦、大豆、飼料作物の生産の拡大、定着を目指した生産対策、水田汎用化、畑地かんがい等を重点的に推進してまいります。
これに対処するためには、米の品質向上やコストダウンのための大区画圃場整備、そして生産調整面積の拡大に対応するための水田汎用化、いわゆるあらゆる作物、例えば国家が希望する小麦とかあるいは大豆とか、現在大量に輸入に依存しているものに転作をお願いする、こういうことを可能にするための排水条件の整備が必要になってまいります。
冒頭ございました水田汎用化の問題にいたしましては、やっぱり地下水位を下げるということが非常に反当事業費を上げることになる。しかし、それが徹底しなければ完全な意味での畑作物の導入はできない。そういう意味においては、地下水位をどの程度下げるかということは、立地なり営農計画に即してやはりきめ細かく、いたずらに負担がふえることにならないよう配慮することが重要だろうと思っております。
○藤原房雄君 いまの話とつながるわけですが、これから水田利用再編対策の一環として水田汎用化対策、これが現実味を帯びて、各地でそれぞれ工夫してやっているようですね。去年も私ども当委員会で視察にも仙台ですか、行きましたが、その進めるに適した土地柄と、なかなかこれはむずかしいようです。
の継続事業への財源の優先配分、それから新規事業の抑制、それから重点採択費、こういうことでいままでも何度か答弁があって、今日もそういう点はもちろん配慮しながら進めてきておることだろうと思うのでありますが、このたびのこの計画を推進するに当たりましても、やっぱり原則的には、これは新規事業の採択については、農政審の答申等踏まえて物事は進めなければならぬだろうとは思いますけれども、そういう中で畑作農業とか水田汎用化
率直に申し上げまして継続事業の事業進度がかなり立ちおくれてきているという実態にかんがみまして、新規の抑制、特にその前提のもとでの継続事業の重点実施、それからさらに、今日的な政策課題に応ずるという意味では水田汎用化のための事業、畑地対策整備のための事業、農村生活基盤の整備のための事業等に重点を置いて現在予算を計上して執行しているところでございます。